コビトカバ いきもの図鑑

コビトカバ

学名:
Choeropsis liberiensis
分類:
偶蹄目(ぐうていもく)カバ科
体長:
約150cm ~ 約170cm
体重:
約180kg ~ 約270kg
すんでいる場所:
アフリカ中西部(ちゅうせいぶ)の
低地(ていち)にある森林(しんりん)、
沼(ぬま)や川の近(ちか)く
  • #東山動植物園
  • #絶滅危惧種
  • #おもしろ生態
  • #ヘンな名前
  • #動物
  • #おもに植物を食べる

  • カバといえば、アフリカの水辺(みずべ)にすむ、
    大きな大きな動物、というイメージ。
    でも、ちっちゃいカバもいるんだよ。それが、コビトカバ。

    普通のカバは3m〜5mくらいの大きさだから、
    その半分(はんぶん)くらいしかない
    コビトカバはすごくちいさくて、かわいらしい。
  • はるかむかしのカバのすがたを残(のこ)していて、
    「生きた化石(かせき)」とも言われるんだ。
    むかしのカバって、こんな感じだったんだね!
  • ジャイアントパンダ、オカピ、ボンゴといっしょに
    「世界の四大珍獣(よんだいちんじゅう)」と呼ばれているそうだよ。
    それくらいとびっきりめずらしいんだって!
    すむ場所が減ってしまったり、ヒトに食べるために狩られたりして、
    生息数(せいそくすう)が少なくなっていることもめずらしさの理由(りゆう)なんだ。
    絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)なんだよ。

  • 東山動植物園いるコビトカバは、コユリとミライの2頭(とう)。
    コユリはひとなつっこくて、プールのふちや柵(さく)に
    足をかけてにっこりわらっているようなかわいらしい顔をするわーん。
    ミライは水の中が大好きで、くるりとターンをきめたりする。
  • コユリはふだんおとなしいけれど、おやつをもらうときは
    すごいいきおいでおねだりするらしいわーん。
    ミライはお昼寝(ひるね)が好き。
    寝ているときに、はなちょうちんをつくっていることがあるらしい。
    飼育員(しいくいん)さんによると、成長(せいちょう)すると
    見られなくなるかもしれない、とのこと。会いにいくなら、今のうちかも!

監修・写真提供/東山動植物園

地球からいなくなるかもしれない動物だよ

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