コアラ いきもの図鑑

コアラ

学名:
Phascolarctos cinereus
分類:
カンガルー目コアラ科
体長:
オス/約70cm 〜 約80cm
メス/約65cm 〜 約70cm
体重:
オス/約7kg 〜 約13kg
メス/約5kg 〜 約10kg
すんでいる場所:
オーストラリア東部のユーカリの森や林
  • #東山動植物園
  • #絶滅危惧種
  • #おもしろ生態
  • #動物
  • #木の上でくらす
  • #おもに植物を食べる

  • 木の上でまったり。ユーカリの葉(は)をもぐもぐ食べては、いつも気持(きも)ち
    よさそうに眠(ねむ)っている。

    そう、みんなだいすき、コアラ!
    いつも寝(ね)ているイメージがあるけど、どうしてだと思う?
  • そのヒミツは、食べものにある。コアラの食事(しょくじ)といえば、ユーカリ。
    このユーカリ、じつは栄養(えいよう)がすくない。そのうえ、毒(どく)まである!
    しっかり消化(しょうか)しないと栄養がとれない、毒も分解(ぶんかい)しないと
    いけない、てことで、動(うご)きまわってるばあいじゃないんだよ。
    だから、ほかの動物はユーカリを食べない。コアラだけが食べほうだい。
  • では、コアラの寝る時間(じかん)はどれくらいか。なんとなんと、一日、20時間ほど。
    つまり、ほぼ寝てる。いつ動物園に行っても寝てる! と思うかもしれないけど、そういう理由(りゆう)だから優(やさ)しく見まもってね。
  • コアラはカンガルーと同じ、おなかに子どもを育てるための袋(ふくろ)を持った動物だよ。
    生まれた赤ちゃんが大きくなるまで、おなかで大事(だいじ)に育(そだ)てるよ。
    コアラの離乳食(りにゅうしょく)は、「パップ」とよばれるもの。
    これ、お母さんが子どもために特別(とくべつ)に出すうんちで、ユーカリを消化するための微生物(びせいぶつ)が含(ふく)まれている。
    それを子どもが食べることで、うけつがれていくんだね。

  • 日本にコアラがやって来たのは、1984年。東山動植物園がさいしょなんだわーん。
    当時(とうじ)は2頭(とう)だったんだけど、今ではたくさんのコアラがいて、2020年にもかわいいベイビーが生まれているよ!
    子どもをだっこしているすがたには、キュンとくるわーん!
  • ほとんど一日(いちにち)寝(ね)てすごすコアラだけど、午後(ごご)1時ごろのエサ交換(こうかん)の時間(じかん)には、動(うご)くすがたが見られることがおおいらしいわーん。
    めちゃくちゃ運(うん)がいいと、木から木へジャンプしたり、地面(じめん)を走りまわるすがたが見られることも!?
    走るコアラとか、超(ちょう)レアだわーん!
    寝(ね)てるなら寝てるで、どんなすがたで寝ているかにも注目(ちゅうもく)!
    なかなか個性的(こせいてき)なかっこうで寝ていたりするから、じっくり見てほしいわーん。
  • コアラ舎(しゃ)の入り口には、コアラについて楽しく学べる展示施設(てんじしせつ)「コアラ・フォレスト」があるわーん。
    これを見たら、君もコアラ博士(はかせ)になれるわーん!

監修・写真提供/東山動植物園

地球からいなくなる かもしれない動物だよ

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