ウツボカズラのなかま いきもの図鑑

ウツボカズラのなかま

学名:
Nepenthes spp
分類:
ウツボカズラ科
原産地(げんさんち):
熱帯(ねったい)アジア
  • #東山動植物園
  • #おもしろ生態
  • #植物

  • みんなも、聞(き)いたことがあるかもしれない……。
    虫(むし)を食べる植物、そう、食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)のことを!
    光(ひかり)や水(みず)だけでなく、虫をつかまえて、その養分(ようぶん)もつかって
    成長(せいちょう)する植物。すごいよね。おもしろいよねー。
  • ウツボカズラは、見た目のとおり、ツボのようなかたちをしている。
    その名前は、弓矢(ゆみや)の矢を入れるふくろ「靫(うつぼ)」からきているんだって。
    ツボのようなかたちは、葉(は)っぱでつくられているよ。
    袋(ふくろ)のなかや入り口には蜜(みつ)がでていて、においで虫たちをさそうんだ。
    袋のなかはすべすべしていて、とってもすべりやすくなっている。
    いちど入ったらでられない!
    そして袋のしたには、消化液(しょうかえき)がたまっているよ。
  • 大きい種類(しゅるい)では、35cmくらいにもなるそう。
    野生(やせい)のウツボカズラには、小鳥(ことり)やネズミがおちてしまうこともあるんだって……。

  • 東山動植物園の、植物園の温室(おんしつ)、サンギャラリーで見られるわーん。
    なんとなんと、食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)コーナーがあって、いろんな食虫植物が見られるんだわーん。
    ウツボカズラ、サラセニア、ハエトリグサ、モウセンゴケ、ムシトリスミレ。
    めくるめく食虫植物の世界(せかい)。知れば知るほど奥(おく)がふかいわーん。
    特(とく)にウツボカズラが種類(しゅるい)がおおくて見ごたえがあるわーん。
  • 食虫植物を見るときには、そっとのぞきこんでね。
    さわらないようにしてほしいわーん。いちどツボがこわれると、かれちゃうんだよ。

監修・写真提供/東山動植物園

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