【あいち環境学習プラザ】名古屋市北区で楽しみながら地球の環境について学ぼう!

【あいち環境学習プラザ】名古屋市北区で楽しみながら地球の環境について学ぼう!

 

目次

 

映像やタブレットによるクイズなど、体験を通じて“地球ドクター”に

あいち環境学習プラザの場所は?

あいち環境学習プラザ」は、名古屋市北区にあり、地下鉄上飯田線「上飯田駅」から歩いて6分ほど、地下鉄名城線「志賀本通駅」から15分ほどでアクセスできます。駐車場も16台分(バス専用駐車場あり[3台まで])用意されているので、車で訪れることもできます。1階の展示スペースを体験する場合、予約は不要。無料で環境について学べます。

 

環境を守る「地球ドクター」になろう!

あいち環境学習プラザ」は、愛知県が運営する環境学習施設です。「インフォメーション」エリア、「世界から学ぶ」エリア、「愛知から学ぶ」エリア、「日常から学ぶ」エリアの4つのエリアがあり、パネル展示や映像、ハンズオン(体験)展示を通じて、地球の環境について学ぶことができます。

 

また、事務室で貸し出されている学習用タブレットを使って、楽しみながら学べるのも特徴。各エリアには、「ドクターチャレンジ」というマークがあり、それをタブレットのカメラで読み込むと、クイズや解説が表示されます。クイズに答えたり、解説を読んだりして、全部で21問あるドクターチャレンジをクリアすると、「地球ドクター」になることができます。

 

タブレットは小学3年生以上の使用を推奨しています。ぜひ、チャレンジしてみましょう!

 

世界の環境問題から愛知の取り組み、日常のエコアクションまで学べる

インフォーメーションエリア

入り口すぐにある「インフォメーション」エリアでは映像を見ながら、どうやって学習するのか、この施設はどんな施設なのかをはじめ、現在、地球で起こっている環境問題について概要を知ることができます。タブレットは、企画情報部の事務室で借りられます。

 

地球の環境問題を紹介する「世界から学ぶ」エリア

インフォメーションエリアのすぐ隣にあるのが、「世界から学ぶ」エリアです。これ以降のエリアでは、「地球温暖化」「水と空気」「生き物」「ごみと資源」の4つのテーマに沿って展示が行われています。「世界から学ぶ」エリアでは、世界でどのような環境問題が起こっているのか、何が原因になっているのかを、主に紹介しています。

 

各エリアには「?ボックス」が設置されていて、
「地球温暖化が進むとどうなるの?」
「地球上に飲み水として使える水は、どのくらいあるの?」
「いままでにどんな動物が絶滅したの?」
「マイクロプラスチックはどこから来るの?」などを、絵本を読むような展示や、引き出しを使った展示などで見ることができます。

 

 

SDGsについても学習できる「愛知から学ぶ」エリア

愛知県は、2019年7月に内閣府から「SDGs未来都市」に選ばれており、17の目標の実現のために様々な取り組みを行っています。「愛知から学ぶ」エリアには、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標についてのパネルがあり、パネルをめくると、目標達成のために一人ひとりに何ができるのかを学ぶことができます。

 

加えて、「地球温暖化」「水と空気」「生き物」「ごみと資源」について、愛知県ではどんな取り組みが行われているのかも、パネルで紹介されています。

 

身近なエコアクションが知れる「日常から学ぶ」エリア

3R(リデュース、リユース、リサイクル)についてジグソーパズルで学べるコーナーや、おみくじを引いてきれいな水を守る行動を知ることができるコーナーなど、遊びの要素を取り入れたハンズオン(体験)展示を通じて、日常生活の中で取り組みたいエコアクションを学習できるエリアです。

 

愛知の生き物について紹介するコーナーや、アライグマのはくせい、昆虫の展示なども設けられています。

 

SDGs街づくりやソーラーカーづくりなど、多彩な環境学習講座も開催

10人以上から無料で体験できる「環境学習講座」も開催

「あいち環境学習プラザ」は社会見学など、団体での見学にもよく利用されています。10人以上の団体で事前に申し込みを行うことで、様々な「環境学習講座」も体験できます。
中でも、「LEDランプを作ろう!」や「ソーラーカーを作ろう!」、ペットボトルに砂利などを詰めて簡易浄水器を作る「よごれた水をきれいにするには?」などが人気です。

 

牛乳パックとペットボトルのフタを持参してつくる「ソーラーカー」(左)と、ペットボトルを持参してつくる「LEDランプ」(右)。

 

最近、子どもから大人まで幅広い年代で申し込みが増えているのが、「SDGs街づくり」という講座です。4〜6人のグループに分かれ、学校や家、マンション、駅、ショッピングモール、火力発電所など、様々な施設のカードを並べてオリジナルの街を作ります。できあがった街をSDGsの17の目標と照らし合わせて、どんな施設が必要か、普段利用している施設はSDGsの目標達成のためにどう役立っているかなどについて知ることができます。
友人家族で10人以上集まり、夏休み自由研究などのために、団体予約を行うケースもあるそうです。興味のある方は、ぜひ申し込みをしてみてください。

 

2〜4階の環境分析室やZEB設備が見学できる

「あいち環境学習プラザ」の入る愛知県環境調査センターの建物は、2020年4月にリニューアルオープンしたばかりで、太陽光発電や地中熱利用など、様々な新エネ・省エネ技術を導入。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)で公共施設では全国トップクラスとなるNearly ZEB(エネルギー消費量を75%以上削減)を取得しています。

 

10人以上の団体で事前申し込みをした場合、職員の説明を受けながらZEB設備が見学できる他、2〜4階にある愛知環境調査センターで、水や空気を分析する様子なども見ることができます。

 

「日常から学ぶ」エリアには、絵本が並ぶキッズコーナーも設けられています。

 

このように地球で起こっている環境問題から、それに対する愛知県の取り組み、一人ひとりが日常的に取り組めるエコアクションまで、遊びの要素を取り入れた体験を通じて楽しみながら学習できる「あいち環境プラザ」。子どもたちだけでなく、大人にとっても学びの多い施設ですので、ぜひ親子で訪れてみてください!

 

あいち環境学習プラザの施設情報

あいち環境学習プラザ

■住所:愛知県名古屋市北区辻町字流7-6(愛知県環境調査センター1階)
■電話番号:052-908-5150
■開館時間:9:00
■閉館時間:17:00
■定休日:土・日曜、祝日、年末年始
■お手洗い:男女トイレ1カ所、多目的トイレ1カ所
■駐車場:16台(バス専用駐車場あり[3台まで])
■入館・体験料:無料
■公式サイト:https://kankyojoho.pref.aichi.jp/plaza/

 

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