【レッドヒルヒーサーの森】三重県津市の公園 美しい里山庭園に家族でバラを見に行こう!

【レッドヒルヒーサーの森】三重県津市の公園 美しい里山庭園に家族でバラを見に行こう!

 

目次

 

レッドヒルヒーサーの森」は、三重県津市の北部、伊勢自動車道「芸濃IC」より車で約5分の場所に広がる里山庭園です。
シンボルツリーの「センペルセコイア」(別名:レッドウッド)が立ち並ぶ森や、400品種ものバラを集めた「ローズガーデン」、「コニファー広場」、「スイレン池」など、園内には異国情緒あふれるフォトスポットが盛りだくさんです。
園内には遊歩道が整備され、歩きやすい平坦な散策コースもあります。お子さん連れでも散策が楽しめる「レッドヒルヒーサーの森」の魅力を、写真と共に紹介していきましょう。

 

レッドヒルヒーサーの森とは?

レッドヒルヒーサーの森は、赤塚植物園グループが運営する四季を楽しむ里山庭園です。
春に豪華な花を咲かせる「花木の女王」と呼ばれる「シャクナゲ」を中心に、約1000種類、1万本以上の花木や四季の草花を楽しむことができます。
現在、約13ヘクタールの森のうち、約7ヘクタールを里山として整備し、公開しています。
園内には、四季の花々が咲き誇る比較的平坦で歩きやすい「花のエリア」と、里山の起伏のある地形を生かした「森のエリア」という2つのエリアがあり、多彩な風景が楽しめるのが魅力です。

 

レッドヒルヒーサーの森の名前の由来

レッドヒルヒーサーの森には、通称「世界一のっぽの木」といわれる「センペルセコイア」が多数植えられています。
後ほど詳しく紹介しますが、センペルセコイアの木立が続く「レッドウッドの森」は圧巻です。
この園のシンボルツリーであるセンペルセコイアの別名が「レッドウッド」であることと、園主の名前が「赤塚 ひさ子」であることを由来として、レッドヒルヒーサーの森と名付けられました。

 

レッドヒルヒーサーの森の入園料

入園料は、里山維持協力費として、大人500〜1200円となっています(※季節により変動)。
中高生は、学生証を提示することで、大人の半額で入園可能。
小学生以下は保護者1人につき、2人まで無料で入園できます。
※3人目からは中高生の料金となります。
お得な年間パスポートは3800円。発行から1年間有効で、購入当日から何度でも利用できます。

 

レッドヒルヒーサーの森の「花のエリア」で四季の花々を楽しもう

400品種ものバラが咲き誇る「ローズガーデン」

駐車場や、隣接する朝津味ファーマーズマーケットやフードコートから近く、比較的平坦な地形が続く「花のエリア」。
その中でもレッドヒルヒーサーの森を代表するのが、「ローズガーデン」です。
約2500㎡の庭に、約400品種・1500株ものバラが集められています。中央の噴水やレンガの壁をバラが彩る姿は、海外の庭園に迷い込んだかのよう。
親子で写真を撮っても、絵になりそうです。

 

豪華に咲く春バラの見ごろは、5月中旬〜6月中旬。
香り豊かで可憐に咲く秋バラの見ごろは、10月中旬〜11月上旬となっています。
園内を監修するのは、「ローズスタイリスト」として活動するバラ栽培家の大野耕生氏。
イングリッシュローズやペレニアルローズなど、エリアごとにテーマが設けられた園内を、ゆっくり散策してみてください。

 

モネの名画をイメージさせる「スイレン池」

レッドヒルヒーサーの森の人気の見どころの一つが、豊かな水をたたえた池に、スイレンの花々が咲き誇る「スイレン池」です。
10品種・約1000株のスイレンが植えられ、7〜10月にかけて、様々なスイレンの花が水面を彩ります。

池には、「オリーブ橋」と呼ばれる小さなアーチ状の橋が架けられ、橋の奥には水車が回っていて、まるで絵画のような美しい景色を堪能できます。

 

2021年春に誕生した「藤のガーデン」

開花時期(4月下旬〜5月上旬)のみ公開される「藤のガーデン」は、約5000㎡の敷地に富士山麓から運ばれたの名木や巨木が、22本植えられています。
一般的な紫色の花に加えて、白やピンクの花、幹回りが2mを越える大木など、さまざまなを楽しめます。

 

2022年2月にオープンした「梅のガーデン」

高さ3m以上のしだれ梅などが、45本植えられているガーデンで、開花時期(2月上旬〜3月上旬)に期間限定で公開されます。

 

レッドヒルヒーサーの森の地形を生かした「森のエリア」へ

レッドヒルの象徴「コニファー広場」

「ローズガーデン」の北側にある「こころの池」の奥に広がるのが、レッドヒルヒーサーの森を象徴する「コニファー広場」です。
コニファーとは、細長い葉を持つ針葉樹林の総称。

 

コニファー広場には、様々な針葉樹が植えられており、ヨーロッパの庭園にいるかのような風景が広がっています。

 

園名の由来となった「レッドウッドの森」

「コニファー広場」の先に広がるのが、「レッドウッドの森」です。「レッドヒル」の名前の由来になったセンペルセコイア(別名:レッドウッド)の木立が続いています。

 

センペルセコイアは、北アメリカ西部の山地に自生するスギ科の樹木で、最も背が高いものは、樹高が100mを超えるとされ、「世界一のっぽの木」として知られています。
「レッドヒルヒーサーの森」のセンペルセコイアは、樹高30〜40mですが、それでも空に向かって真っ直ぐにのびる姿は圧巻です。

 

1999年には、園内全体に1000本ものセンペルセコイアが植樹されました。

 

ほっと落ち着いた気分になれる「こころ庵」

旧宅の門を再利用して建てられた「こころ庵」は落ち着いた雰囲気で、庭には美しい芝が敷き詰められています。
春には、一面にシャクナゲの花が咲き誇ります。

 

「風の門」(展望台)から伊勢湾を望む

「森のエリア」の奥にある「風の門」は海抜約90mで、晴れた日には伊勢湾まで眺められます。双眼鏡があれば、伊勢方面まで一望できる眺望スポットです。

 

レッドヒルヒーサーの森が大切にする「親子の絆」

レッドヒルヒーサーの森では、“親子の絆”を大切にしており、20年以上に渡り、毎年春に「親子写生大会」を開催しています。
たくさんの花々が咲き乱れる春の一日、多くの親子が訪れ、春の里山や花の景色を描いて楽しんでいます。

 

レッドヒルヒーサーの森にある恋のパワースポット?

レッドヒルヒーサーの森の「コニファー広場」脇には、老夫婦が寄り添ってベンチに腰掛ける像が置かれています。
これは全米を探し回って入手した、とても貴重な像です。
ぜひ、夫婦で同じベンチに腰掛けて写真を撮ったり、愛を語り合ったりなど、自然に囲まれた中で、思い思いに過ごしてください。

 

レッドヒルヒーサーの森の駐車場とトイレ

駐車場は300台以上を用意

駐車場は、隣接する「朝津味(あさつみ)」の駐車場が、無料で利用できます。
普通車323台、大型バス25台が停車可能です。「朝津味」では、地元の野菜をはじめお弁当の販売もあり、トイレ・授乳室も用意されています。

 

レッドヒルヒーサーの森のトイレ

トイレは園内や園外に簡易トイレが設置されています。車椅子で利用可能な多目的トイレもあります。

 

まとめ

里山を生かした広大な敷地の中で、シャクナゲやバラスイレンをはじめ、ウメサクラ、クリスマスローズなど、四季折々の花々を眺められるレッドヒルヒーサーの森
センペルセコイアの木立が続く、異国情緒あふれる景色も見どころです。
カラフルな遊具などはあえて設置されていない、本来の自然に近い里山公園で、芝生や落ち葉に触れたり、花や木々の香りを感じたり、幼い頃から五感を育むのにぴったりな公園です。
ぜひ、親子で何度も足を運び、季節ごとの美しい風景を楽しんでください!

 

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レッドヒルヒーサーの森の施設情報

レッドヒルヒーサーの森

■住所:三重県津市高野尾町2877
■電話:059-230-7789
■時間:9:30~17:00(冬季は〜16:00)※最終入場は閉園30分前。
■定休日:木曜日
■駐車場:普通車323台、大型バス25台
■体験できる遊具など:なし
■園内の有料の乗り物:なし
■お食事情報:なし ※隣接の農産物直売所「朝津味」では弁当を販売
■ベビーカーの貸出:車椅子の貸出あり
■遊具貸出:なし
■水遊び:なし
■雨天で遊べる場所:なし
■定例キッズイベント:なし
■キッズエリアから一番近い駐車場:なし
■お花見のできる場所:あり
■ペット同伴:不可
■公式ホームページ:https://www.redhill.co.jp/

 

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