【さんぷる工房】で食品サンプルを作ろう！郡上八幡本店にはレトロを感じるプチ博物館も

レストランやカフェなど飲食店の店頭に並ぶさまざまなメニューの食品サンプルたち。子どもたちは「おいしそ～！」とショーウィンドウに駆け寄る、なんてことも珍しくありません。
近年では、ただ料理を再現するのではなく、チーズがトロッとして今にもこぼれおちそうな瞬間をとらえたものや、ラーメンを箸ですくい上げたままピタッと止まっているものなどユニークな食品サンプルも増えてきました。

大人も子どもも眺めるだけでワクワクする、そんな食品サンプルで有名なまちが、中部地方にあります。
それはここ、岐阜県郡上市八幡町。八幡町出身の故・岩崎瀧三氏が設立した岩崎グループが全国の大半の食品サンプルを作りだしたことをきっかけに、食品サンプルづくりは郡上市を代表する地場産業となりました。

今回お邪魔したのは岐阜県郡上市にある「さんぷる工房」。
食品サンプルづくりが、レトロな空間でできる体験型ショップです。

さんぷる工房の食品サンプルづくりは本物そっくりの教室で体験できる！

まずは食品サンプルづくりを紹介します。
さんぷる工房は名古屋港のメイカーズピア、中部国際空港（セントレア）にも支店がありますが、今回ビックンとハッケンは、郡上市にある本店（レトロアート館）に遊びに行ってきました。

レトロアート館とは「懐かしい」をテーマにした、レトロと食品サンプルのアートの展示と、食品サンプルづくりの体験施設が融合した、博物館のような施設です。

• 体験がしたいだけなのに入館料が必要って、どうして～？

その理由は……こちら！

体験はなんとここで行われます。
タノシモ！ではこの郡上八幡の本店に限り、入館料か体験料が500円引きになるキャンペーンを実施中です。

>>さんぷる工房（レトロアート館）の入館料or体験料が500円引きになるキャンペーンはこちら

• うわ～！こんなレトロな教室で体験できちゃうの？すてき～！

これは教科書……じゃなくて食品サンプルづくりのマニュアル！
細部にまでレトロ空間の演出が。
体験メニューは初心者向け～難易度は高いけれどやりがいのあるものまでさまざま。未就学児でもできて時間も短めなメニューは、スイーツタルト（メモスタンド）です。

用意されたタルト型に、クリームになる素材を絞り、トッピングを選んでのせて完成です。

好きなフルーツだらけにしたり、全部違う種類をのせたり。小さなタルトですが、トッピングの選び方・配置でかなり個性が出せるので、子どもたちも楽しみながら達成感を味わう姿が多いそう！

意外と大人が苦戦するというスマホスタンドになるこぼしたアイス、こぼした牛乳瓶。

「うわっ、しまった！」と、ヒヤリとする見た目は食品サンプルならではのリアルさ。
アイスも牛乳も、こぼす部分をつくるときの思い切りが勝負なのだとか。

• ほんとにこぼしていいの？と、ドキドキしたら失敗フラグだわ～ん！

たとえスマホスタンドとしては失敗？しても、「これはこれでおもしろいね」とオブジェとして持ち帰る人、「もう1個つくる！」と再チャレンジする人もいるそうです。

• スマホスタンドにはならなくても「こぼしたアイス」の食品サンプルとして、パパのパソコンの上に置いてあったらビックリしそう～フフフフ♪

レトロアート館は写真スポットいっぱい！
昭和・平成のレトロでエモい体験施設

レトロアート館に飾られているのは、昭和中期から平成にかけて、時代を代表するような家具やおもちゃたちです。

昭和や平成で青春を過ごしたパパママ世代には懐かしく、令和を生きる子どもたちにとってはレトロな空間は新鮮に映り「これは何!?」「そんな風に使ってたの!?」など発見が多く、親子一緒に、まるでテーマパークのように楽しめます。

• まるで映画やドラマのセットみたいにリアルで、テンション上がっちゃうよ～！

昭和の学校マンガにあるあるなシーン、「廊下に立ってなさい！」につきものの水の入ったバケツ。実はこのバケツの水も……

食品サンプルの技術を生かしてつくられたもの。

レトロアート館はコンパクトな施設ですが、あちこちに仕掛けられたおもしろ＆フォトスポットが山のようにあるので、なかなか次のお部屋に進めないかも!?

昭和を感じるインベーダーゲームやジュークボックスは、どちらも現役！
お金を入れればきちんと動きます。

さんぷる工房の技術が際立つ！
2階のちゃぶ台返しは細かいところまで必見

さらに見るだけではなく、食品サンプルのアートを体験できるのがレトロアート館のおもしろいところ。

• 食品サンプルのアートを体験って、どういうことなの？

それがこのちゃぶ台返し。これも昭和のドラマでおなじみのシーンです。
フォトスポットとして、スマホスタンドを置いて（このスマホスタンド、さきほどのこぼしたアイスですね！）

このようにひっくり返すシーンを撮るためのものなのですが……。ただ写真を撮って終わりにしてはもったいない！

まさにちゃぶ台がひっくり返った瞬間、衝撃で食器や料理が大変なことになっています。
これはもちろんすべて食品サンプル。

畳の上にバシャ～ッ！と音がしそうなほどこぼれたお味噌汁、いい香りが漂ってきそうなこんがりと焼かれ、お皿からはみ出てしまった干物、そして悲しいほどにひっくり返った白ご飯と散らばった米粒。
近くで見ても「本当に食品サンプル？」と疑ってしまいそうなほど本物そっくり。

ちなみに炊飯ジャーの中の木のしゃもじと米粒たちも必見です！

ちょっと難しいけど、天ぷらを作るコースもあるんだよね！

広報・ドゥゼットさん：そうなんです！小学生以上から体験できる「天ぷら3品・レタス」をつくるコースがあります。作った天ぷらは、レトロアート館で用意してあるラーメンやどんぶりご飯の食品サンプルなどに乗せて撮影できます。こちらの食堂はレトロアート館の一部として見学OKなので、天ぷらコースを体験しなくても入ることができます。ぜひぜひお子さんもビールで乾杯しましょう。もちろん、食品サンプルなので安心してくださいね（笑）！

さんぷる工房は郡上八幡以外にも2店舗あるんだよね！どんなお店なの？

広報・ドゥゼットさん：名古屋市港区のメイカーズピア、中部国際空港（セントレア）にあります。メイカーズピア店では限定の体験メニューのフルーツパフェ、みかんがあり、セントレア店では食品サンプルを使ったキーホルダーなどの販売コーナーがメインですが、こぼれたアイスのスマホスタンドの体験ができるので、ぜひ郡上八幡のお店だけでなく、他の2店舗にも行ってみてくださいね！
メイカーズピア店/セントレア店でチョコレート型キーホルダーが3つまでもらえるキャンペーンも実施中！
>>メイカーズピア店はこちら
>>セントレア店はこちら

まとめ

食品サンプルを見て楽しむだけでなく、つくって楽しむことができるさんぷる工房。
小学生の自由研究にもピッタリです。
しかも、未就学児の小さなお子さんでも体験できるのはうれしいですね。
親子で協力して、世界で一つだけの素敵な作品をつくってみてください。

また、郡上八幡のさんぷる工房（レトロアート館）では、体験はなしでレトロアート館を見学するだけでもOKです。
懐かしい空間が広がるレトロアート館には食品サンプルの技術を生かした展示だけでなく、おもしろい仕掛けがいっぱい！
写真を撮る手が止まらない、見学するだけでも十分価値のある施設です。

• 本物そっくりだと思っていたけど、本物よりもおいしそうなものばかりだったよ！

• 食品サンプルづくりだけでなく、レトロな日本の文化を見て、触れて、体験できて大満足の施設だったわ～ん！

さんぷる工房の施設情報