ビックン&ハッケンがゆく! 東海エリアのお出かけスポット「名古屋市科学館」

ビックン&ハッケンがゆく! 東海エリアのお出かけスポット「名古屋市科学館」

目次

未来のノーベル賞は我が子かも!?就学前から楽しめる!
名古屋市科学館で不思議でたのしいサイエンス体験。

名古屋市の中心地・栄からも徒歩圏内にある名古屋市科学館。リニューアルオープンから10年経った今も大人気のプラネタリウムのドームが目印です。「でも科学館って小学生以上向け?」「子供向けの特別展のときだけは行く」という人は、ハッキリ言ってもったいない!就学前の小さな子どももたっぷり満喫できる、まるでテーマパークのような科学館なのです。

 

子連れに特におすすめなのは
「理工館」の2階と「生命館」の2・3階!

名古屋市科学館は「理工館」「生命館」「天文館」の3つのエリアに分かれています。就学前と小学校低学年、どちらも共通して楽しむのに特におすすめなのが理工館2階の「不思議のひろば」と生命館2階の「地球のすがた」、3階の「生活のわざ」、そしてプラネタリウムです。

 

まずは「理工館2階・不思議のひろば」で、
科学のふしぎとおもしろさをたっぷり体験!

まずは「理工館2階・不思議のひろば」へ。ここには子どもたちが遊びを通じて自然と科学にふれあえる展示がいっぱいです。「なぜ?」「どうして?」「ふしぎだな」が詰まったワンダーランドのよう!ワクワクがいっぱいです。

今回は特に子どもたちに人気&おすすめの展示をご紹介します。

 

どのスイッチも押し放題!
「じゅんすいッチ」

 

子どもたちって、なぜあんなにスイッチ押すのが好きなのでしょうか。バスに乗ったとき「僕が押す!」「いや、私が押す!」と停車ボタンを誰が押すかの争奪戦を経験した保護者のみなさんは多いのでは?そんな子どもたちにとって夢のような空間がここ、「じゅんすいッチ」です。

 

 

このように展示内の壁一面にさまざまなスイッチが!このスイッチの数を見ただけでも子どもたちのテンションが上がりそうです。

 

 

もちろんどんなスイッチも何回でも押し放題!動物の鳴き声やクラクションなどスイッチごとにさまざまな音が。スイッチの形からは想像できない意外な音も……!?これも不思議で楽しい!ですね。

 

 

普段何気なくふれているスイッチですが、実はさまざまな種類と役割があります。じゅんすいッチにあるのは、すべて押しボタンスイッチ。おうちの壁についているカチカチと動かす照明のスイッチはロッカスイッチ。その他にもトグルスイッチ、ロータリースイッチなどたくさんの種類のスイッチが、私たちの生活でさまざまな役割を担ってくれています。“スイッチ”と一言でいってもたくさんの種類があるのですね。

 

  • スイッチを押すのが好きなお友だちには、
    夢のような空間だわ~ん!

 

パパママ、おじいちゃんおばあちゃんには懐かしい!?
「イライラぼう」

 

こちらの展示は「イライラぼう」。子どもたちは知らないかもしれませんが、保護者世代、おじいちゃんおばあちゃん世代には「懐かしい!」という展示かも?金属の棒をコースの枠にふれないようにゴールするのが目標です。

 

 

この展示は、もともと「センサーで遊ぼう」という展示品の一部でした。センサーは人間でいうと目や耳、鼻と同じで何かを検知するためのもの。イライラぼうは、接触センサーを使った展示です。金属製のコースに棒がふれるとわずかな電流が流れ、「接触した」と判断されて、減点されていきます。

ソ~ッと動かしていても、腕が揺れて棒が枠にふれ、減点されてしまうと思わずイライラ!?子どもにはちょっと棒が重たいので、親子で一緒にチャレンジするのがおすすめです。

 

まるで手品!?子どもたちがビックリどっきり!
「きえるからだ」

 

続いて子どもたちが「手品みたい!」「エ~!?大丈夫!?」と驚くこちらの展示「きえるからだ」。

 

 

テーブルの下の何もないように見える空間。実は空間ではなく、テーブルの脚の間に2枚の鏡が。見ている人はテーブルの後ろの壁を見ているつもりですが、本当は鏡にうつった横の壁を見ていることになります。このため、まるで人間の体が消えてしまったように見えるのです。

 

“映える”写真になること間違いなしなので、スマホの準備もお忘れなく!

 

その他にも子どもたちに人気の展示はたくさんあります!

 

 

消防署から火災現場へ向かう運転シュミレーター「Go Go! しょうぼうしゃ」、

 

 

ボールの予測不可能な動きから目が離せない「ボールコースター」、

 

 

風に吹き飛ばされず、空中に浮かび続けるボール&風が吹き出しているのになぜかボールが吹き出し口にくっつく、2種の展示が楽しめる「うかぶボール・すいつくボール」などなど。

 

理工館2階からなかなか移動できない親子の姿も。それほど子どもたちをひきつける魅力がある展示がいっぱいです!

 

  • 全部やってみたいよ~!
    一日中ここにいてもいいぐらい楽しい~!

“変身”する水の不思議と迫力に圧倒!
「みずのひろば」

 

理工館2階・3階にかけて吹き抜けとなっている大きなスペース。こちらは、水が「くも、あめ、かわ、うみ」と姿を変える、水の性質に関するたくさんの実験が楽しめる「みずのひろば」です。

 

 

うみのステージの水はくものステージに運ばれ、その後、かわ、うみのステージに流れ、地球における水の循環を示しています。

 

 

こちらは「かいてんぐるま」。人間が回転車の中に入って、人力で写真の奥に見えるネジのようなアルキメデスポンプを通じて水を貯める、という展示です。……なんだかハムスターになった気分!?130㎝以上のみ体験可能なので、小さな子どもは利用不可ですがこの日も大人が体験しているのを、「パパ頑張って~!」と応援する子どもたちがたくさんいましたよ。

 

また、みずのひろばでは、水の循環を表す光と音の演出が行われます(3分程度)。

雨のようなシャワー、光と映像、スモークの演出で室内とは思えないほどのスケール&幻想的な雰囲気!

 

 

3階から全体を見渡すのも良いですが、2階から見上げるのもなかなかの迫力です!

 

写真左上、丸く浮かんでいるオブジェが、演出時にはスクリーンに!水をテーマにした大自然の映像が映し出されます。水の演出の実施時間は、お出かけ前に科学館公式ウェブサイトをチェックしてくださいね。

 

  • 大きくなったら、かいてんぐるまにチャレンジするぞ~!

地球の不思議といのちについて考える
生命館2階「地球のすがた」

理工館を後にして、続いてやってきたのは生命館2階の「地球のすがた」ゾーンです。地球環境で繰り広げられる現象と生命の歴史について考えるフロアです。

 

大迫力の「マプサウルス」の全身骨格標本、
ある化石が子どもたちに大人気!「さわれる化石」

 

「ティラノサウルスだ!」とうれしそうに駆け寄る子どもたちもいますが、実はこれ、ティラノサウルスではありません。こちらはマプサウルス。ティラノサウルスより昔の約1億年前に繁栄した大型の肉食恐竜です。

 

 

間近で見てみると、まるで食べられそうな大迫力!ちょっと怖いぐらいですが、恐竜好きにはたまらない展示です。

 

 

また、実際に貴重な化石にふれることができる展示も。さわることができる化石は、レプリカではなくすべて本物です!

 

ここで保護者が注意すべきポイントがひとつ!さわる前後はアルコール消毒が必要ですが、アルコールがしっかり乾いてから化石にさわるようにしましょう。アルコールがついてしまうと、展示品が傷んでしまうおそれがあります。

 

  • レプリカじゃなくて、ホンモノの化石にさわっていいなんてビックリ!

 

そして子どもたちに大人気の化石がなんとこちら。

 

 

「エエ~ッ!?」と思われるかもしれませんが、子どもたちに人気なのは「恐竜のうんこ化石」なのだとか。子どもたちは、とってもおもしろそうにふれて眺めていますが、大人は、ウ~ン、これはちょっと遠慮したいような!?

 

生命館3階の「リサイクルガーデン」は
ミミズの気分で地球を見つめる大人気展示

続いて生命館3階にやってきました。ここにはミミズになりきれる体験展示があります。

 

 

ところで、「地球にはたくさんの生き物がいるなかで、なぜ敢えてミミズ?」と思いませんでしたか?

 

 

実は何を隠そうこのミミズ、環境に大きな影響を及ぼす、重要な役目を果たしている生き物なのです。ミミズはふだん、土の中にトンネルをつくって住んでいます。ミミズは落ち葉を食べてフンにします。このフンが土となり植物の栄養となります。もしもミミズがいなかったら落ち葉はなかなか分解されません。ミミズこそが、土を作っている、そういっても過言ではないのです。

 

いざトンネルの中へ。細く入り組んだ土の中を進んでいきます。

 

 

分かれ道があったり、ミミズなど土の中を生活の拠点とする生き物についてのコラムが展示されていたり。ミミズ以外にもたくさんの生きものについて学ぶことができます。

 

3か所、ミミズとして土から顔を出せる穴が!

 

 

実は、ミミズと土壌づくりの関係を科学的に考証し論文にしたのがあの進化論で有名なダーウィン!

 

 

まさかミミズとダーウィンが関係しているなんて、これは大人も知らなかったのでは?

 

  • ミミズとダーウィンの意外な関係をハッケン!

 

親子の会話がさらに充実するっきっかけに
プラネタリウムは「ファミリーアワー」で!

 

名古屋市科学館にきてプラネタリウムを見ないなんてあり得ない!……と思いつつ、子ども連れにとってはハードルが高いもの。というのもプラネタリウムは静かにして星空を楽しむのが基本。でも、子どもが真っ暗な空間を怖がったり、飽きてグズって迷惑をかけたりするのが心配。

 

 

そんな家族連れのために、名古屋市科学館のプラネタリウムでは年長児ごろからがおすすめという「ファミリーアワー」という子ども向けに分かりやすく解説される投影が用意されています。もちろん大人が見ても退屈しない内容です!

 

 

ただ、人気かつ投影回数に限りがあるため、しっかりスケジュールを確認することががおすすめです。最新情報は科学館公式ウェブサイトをチェック!

 

子どもたち、絶対行かなきゃもったいない!
「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」

 

愛知県と名古屋市にゆかりの深いノーベル賞受賞者がたくさんいることは、大人は知っているかもしれません。子どもたちには、誰が受賞したかやその成果の意義はまだわからなくて当然。
でも、ゲーム感覚でノーベル賞受賞の研究の成果が体感できる施設、それがここ「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」です。

 

 

まずは大人のみなさんは、授賞式に向けてタキシードにお着替えを。鏡のような画面の前に立つと、……なんとタキシード姿に大変身!

 

 

タキシードに着替えた後は、日本人受賞者が出席した晩餐会のメニューを食べ……ることはできませんが、それぞれの年の晩餐会のメインディッシュが、お皿に映し出されます。

 

 

子どもたちからするとこのユニークな展示も、「ノーベル賞って、晩餐会まであってすごい賞なんだ」と思うきっかけになるかもしれませんし、「このメインディッシュってどうやって映しているの?」と仕組みに興味が湧くきっかけになるかもしれません。

 

 

日本国籍を持つ研究者のなかでは2019年、吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞したのは記憶に新しいところです!

 

 

各受賞者の展示ブースでは、研究の紹介はもちろん、先生方のアマチュア無線や鉱物集めなどの意外な趣味がわかるコーナーがあります。
展示ブースの側面には、偉大な先生たちにタッチパネルで質問できるコーナーも!

 

 

中には意外&ユニークな答えの先生も。ぜひ全員にインタビューしてみてくださいね。

 

  • ノーベル賞をもらった人たちは天才だと思っていたけど、失敗したりチャンバラしたり、僕たちとの共通点も多くてビックリ!

 

 

ゲームのように、楽しみながら偉大なる研究成果の基本がわかり、大人から見ても「ノーベル賞のことは子どもには難しそう」というイメージが「おもしろい」にきっと変わるはずです!

 

ビックンハッケンの担当者さんインタビュー

Q お兄さんお姉さん向けかなと思ったら、僕もバッチリ楽しめたよ!難しいことはわからなくてもなんだか楽しい!って思えたよ。

学芸員小林さん:実はそれこそが私たちが一番うれしい感想です!「みて、ふれて、たしかめて」楽しみながら科学を学ぼう!が名古屋市科学館のテーマ。ビックンぐらいの小学校に上がる前の子どもたちは、とにかくまずは楽しんでもらうのが一番です。「なんだか不思議だな」「これってどうなってるんだろう?」「科学館ってたのしいな!」と興味を持ってもらうことが大切なので、保護者の皆さんも一緒に楽しんでいただければと思います。難しいことや仕組みの謎は、少しずつ、大きくなってから分かれば大丈夫です。

 

 

Q プラネタリウムはファミリーアワーが好評なんだよね!

学芸員小林さん:そうなんです。ただ、実際見ていただくとわかるのですが、実はとことん子ども向け、というわけではないんです。子どもたちはまず星空はキレイで楽しくて不思議だなと思ってもらいたい。また、星に関する解説も行いますので、保護者の方にも興味を持ってもらい、保護者があとで子どもに説明してあげる。プラネタリウムをきっかけに、親子の会話がより深まってもらえると嬉しいです。

 

Q 赤ちゃんから小学校低学年の子どもがいるファミリーに向けてメッセージをお願いします!

学芸員小林さん:科学館は1階から、階が上がるごとに展示の内容もレベルアップしていきます。Tanoshimo!読者の皆さんだと、2~3階が一番楽しめると思います。科学館公式ウェブサイトには年代別モデルコースも紹介していますが、あまり気にせず子どもたちが気になるものを思いのままにまわってもらうのが一番です。特別展があるときは、特別展のチケットで常設展も見てまわることができるので、ぜひ特別展だけで帰ることなく、常設展も楽しんでいただきたいですね!

 

 

就学前の小さな子どもから遊び感覚で科学とふれあえ、好奇心が刺激される仕掛けがいっぱいの名古屋市科学館。同じ施設でも年齢ごとに「楽しい!」と思うポイントが違うので、行くたびに違う魅力が発見できるかもしれません。プラネタリウムは子供向けかと思いきや、親子のコミュニケーションを育んでくれるものだったなど、ハッケンがいっぱいでした。子どもにとっては不思議で楽しく、大人もしっかり満足。それが名古屋市科学館の魅力です。

 

  • いろんな仕掛けがいっぱいで楽しかったな。特にお気に入りなのはやっぱりじゅんすいッチ!今度はプラネタリウムを見てみたいな

  • ノーベル賞をもらった人たちの失敗談や意外な趣味も知ることができて、親しみが湧いたわ~ん!

名古屋市科学館

住所:愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号(芸術と科学の杜・白川公園内)
電話番号:052-201-4486
営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
※お出かけ前には、科学館公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日を休館)、第3金曜日(祝日の場合は開館、第4金曜日を休館)、12月29日~1月3日、その他臨時開館・休館日あり。
※詳しくは開館日カレンダーでご確認ください。
(URLリンク用http://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/visitors_guide/calender.html
観覧料(当日):大人 展示室のみ400 円・展示室とプラネタリウム800円、大学・高校生(要学生証)展示室のみ200円・展示室とプラネタリウム500円、小人(中学生以下)無料、名古屋市在住の65歳以上の方(要敬老手帳等) 展示室のみ100円・展示室とプラネタリウム200円
※特別展はその都度定める料金となります。
科学館公式ウェブサイト:http://www.ncsm.city.nagoya.jp/

子ども向け施設一覧

●おむつ替えシート(マルチトイレにあり) ◎
●ベビーカー貸出し ×
●授乳室 ◎
●子供向けメニュー ◎※
●アレルギーメニュー ×※
●ミルク用のお湯 ◎
●おむつの販売 ×
●離乳食持ち込み可 ◎※(科学館内にお弁当の持ち込みや飲食可能な休憩室があります。)
※名古屋市科学館隣接のミュージアムカフェ

みんなのコメント
口コミ件数:
総合評価:
記事にコメントをするには会員登録が必要です。

関連記事

おすすめ記事