【東谷山フルーツパーク】親子で参加できるイベントも満載！果樹園や熱帯果樹温室を体験

東谷山フルーツパークでは、一年を通じて多彩なイベントを開催

名古屋市の東北端、東谷山（とうごくさん・標高198.3m）の麓にある東谷山フルーツパーク。17種類の「果樹園」や約100種類を栽培する「世界の熱帯果樹温室」をはじめ、「フルーツパークテラス（レストハウス）」や「フルーツパークマルシェ（売店）」、「くだもの館」、釣りが楽しめる「フィッシングコーナー」などの施設があり、名古屋市内でありながら植物観察や自然に触れながらの散策が楽しめるユニークな公園です。

シンボルタワー「芽生（めばえ）」の奥に見えるのが東谷山。

イベント①：果物狩りが楽しめる「収穫体験」を不定期に開催

東谷山フルーツパーク内の17の果樹園では、まとまった収穫量が見込める週末を中心に、不定期で収穫体験を開催しています。6月にはウメ、7〜8月にはブルーベリー、8〜9月には梨、それ以降はリンゴやミカン、キウイフルーツ、柿などの収穫体験を開催。なお、一般的な果物狩りのように食べ放題ではなく、収穫した果物は量り売りで販売しています。

梨の収穫体験の様子

収穫体験の最新情報は、公式サイトで公表する他、開催当日に北門と南門の2カ所に案内看板を設置しています。予約は行っておらず、当日の開始時刻より先着順となっています。

3月上旬にはキンカンの収穫体験も開催

イベント②：毎週土・日曜の午前中に「朝市」を実施

2019年にリニューアルオープンした「フルーツパークマルシェ（売店）」では、園内で収穫された果物や加工品などを販売しています。また、毎週土・日曜の9：00〜12：00には、新鮮な産直野菜などを販売する「朝市」が開催され、多くの人で賑わっています。

フルーツパークマルシェ内には、フルーツジュースやカットフルーツ、ソフトクリームなどを販売する「フルーツバー」（9：00〜15：00LO）がある他、10〜4月の土・日曜、祝日限定で「焼き芋」も販売しています。

イベント③：毎月第3土曜は「フルーツふれあいDay」

毎月第3土曜には、「フルーツふれあいDay」を開催。「こども温室たんけんツアー」や「バナナペーパー作り」、「クラフトマーケット」をはじめ、東谷山フルーツパークの近隣に古墳が多いことにちなんだ「勾玉作り体験」や「東谷山古墳ガイドツアー」など、親子でも楽しめる様々なイベントを、毎月趣向を変えて開催しています。

イベント④：季節のイベントも盛りだくさん！

シダレザクラまつりを、毎年4月初め〜中旬のシダレザクラの開花時期に合わせて開催。園内にはシダレザクラなど約1000本の桜が咲き誇り、果物の即売をはじめ、キッチンカーなどのブース出店も行われます。

3月上旬にはウメやスモモの受粉体験も行われる。

5月上旬には、珍しい熱帯の果物の展示や販売などを行う「トロピカルフルーツフェア」を、11月には「秋のフルーツフェア」を実施しています。

東谷山フルーツパーク内には、ランチもできる「フルーツパークテラス」が

2019年2月にリニューアルオープンした「フルーツパークテラス」（レストハウス）では、味噌だれと和風オニオンソースが選べる「錦爽どりのジャンボチキンカツ定食」をはじめ、「ハンバーグプレート」や「熟成ロースのカツサンド」「フルーツサンド」などの食事メニューが堪能できます。

キッズプレートも用意されている他、季節のフルーツの盛り合わせやパフェ、パンケーキなどのスイーツ、ジュースもそろいます。
店内は、金城学院大学特別プロジェクトに参加した学生たちとのコラボレーションによってデザインされており、リンゴの木箱を使った棚や、園内の剪定枝や木の実を使ったオブジェなどを配置した、ナチュラルな空間に仕上がっています。

釣りが楽しめる「フィッシングコーナー」など、充実の園内施設

大きな池で魚釣りを満喫！

東谷山フルーツパークの南側には大きな池があり、キャッチ＆リリースで魚釣りが楽しめます。利用時間は9：00〜16：30（11〜3月は〜16：00）。入場料は無料で、エサ付きの竿のレンタルは500円〜となっています。
※レンタル日は、季節により異なります。公式ホームページでご確認ください。

約100品種の珍しい果樹が見られる「世界の熱帯果樹温室」

「世界の熱帯果樹温室」は、大小二つのドーム型をした温室が連なる施設で、東谷山周辺に多数存在する古墳群の一つ、前方後円墳をイメージしてデザインされています。

大きな花の上に実ったバナナ

コーヒーの実

温室内には、バナナ、パパイア、ココヤシ、レイシ、パラミツ、コーヒーなど104品種、282本の熱帯果樹・亜熱帯果樹が植えられています。中学生以下は観覧料が無料となっています。

冬期に収穫が楽しめる「ふるさとナゴヤレモン園」

2018年12月に、ポッカサッポロフード＆ビバレッジ（株）と（公財）名古屋市みどりの協会の共同運営によって、新たにふるさとナゴヤレモン園が誕生しました。苗木の栽培からスタートしたレモン園では、昨年初めてレモンを収穫。これまでは収穫できる果物がなかった冬期に、収穫が楽しめる貴重な果物となっています。

滑り台が人気の「いこいの広場」

本館の南側に広がるいこいの広場には2基の長い滑り台があり、子どもたちに人気です。
3500㎡の芝生広場もあり、レジャーシートや簡易テントを広げてお弁当を食べるなど、ピクニックを楽しむファミリーも多く見かけます。

いこいの広場内には、自動販売機が設置されている「無料休憩所」も設けられています。

駐車場は南北に用意

駐車場は、東谷山フルーツパークの北門側と南門側に、計約840台分が設けられています。通常は無料で利用できますが、「シダレザクラまつり」や「トロピカルフルーツフェア」「秋のフルーツフェア」と、イベント期間中のみ有料になります。

名古屋市内にありながら、豊かな緑と爽やかな空気に包まれた東谷山フルーツパークは、散策するだけでリフレッシュできます。様々なフルーツも観察でき、ランチや買い物も楽しめる公園へ、ぜひ一度訪れてみてください。

本館1階には授乳室があります。

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東谷山フルーツパークの施設情報