
脱力模型鉄道倶楽部 第10回
脱力模型鉄道倶楽部の山田と申します。今回は「コタツで楽しむNゲージ」のお話です。
これから寒さに向かい、コタツ愛好家の皆さんには「ここから片時も離れたくない」季節の到来です。「鉄道模型は楽しみたいがコタツから出たくもない」方も少なくないことでしょう。ならば、コタツでNゲージを楽しめばよいのです。
Nゲージ鉄道模型では、往年の名列車も最新の特急列車もリアルにスケールダウンされ、それらの運転を自分の部屋で手軽に楽しめることが大きなポイントです。とはいえ、JRの在来線車両で1両だいたい13cm、6両編成で約80cmとなり、小判形にレールを組んでこの6両編成を満足に周回運転させるにはだいたい2m×1m程度のスペースを要します。コタツや卓上ではそれは無理。
ではどうするか。これからの季節にはキッパリとフルサイズ車両はあきらめましょう!Nゲージの線路システムを発売しているカトーとトミックス、いずれも最小半径10cmほどの曲線レールをラインナップしており、通常車両の半分程度の長さの車両はカトーから「ポケットライン」、トミックスと同じ系列のトミーテックからは「ノスタルジック鉄道コレクション」(ノス鉄)といったシリーズが出ています。
ポケットラインはややメルヘン調、ノス鉄は昭和レトロ調という味の違いを持ちますが、私のお薦めはノス鉄です。実在車両のスケールダウンではなく架空の車両なのに妙なリアル感と懐かしさを感じ、この車両を眺めていると、鉄道情景の中に置いてみたくなります。先に挙げた2社の小径曲線レールで小判形線路を組めばA4判ぐらいで十分に収まり、スチレンボードを基盤に、短いホームの無人駅、一軒の家、小さなトンネルでも作ればジオラマの完成。大きなジオラマは無理でも、この大きさなら肩肘張らなくても取り組めるというものです。
コタツで暖まりながら楽しむ小型車両の世界もなかなか奥深いかもしれません。
かつて、海岸沿いを小型電車が走る路線があった、という想定はいかが?
ほぼA4判でも十分。ここに作り込む情景を考えるだけでワクワクする。
小型車両の工作も楽しい。これは無動力の客車を電車に改造したもの。
だんだんと秋も深まり冬が近づいてきました。お家で暖まりながら楽しめるコンテンツがClubJiVEにはございます。そちらもお楽しみください!

活動概要
大人の趣味として静かな人気のある「鉄道模型」。鉄道模型には、好きな車輛の模型を眺めて幸せな人もいれば、自分の好きな鉄道風景をジオラマで形にすることが楽しみな人もいます。この倶楽部では、鉄道模型の初心者からベテランまで、鉄道模型をどのように楽しむかも自由です。掲示板での情報交換や OFF 会(鉄道模型運転会や模型製作講座など)によって、新たな刺激と趣味を通じた楽しい交流を創出していきたいと考えています。
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