脱力模型鉄道倶楽部 第7回

脱力模型鉄道倶楽部 第7回

 

【ジオラマと人形の関係】

「鉄道模型」=「ジオラマ」というような感じで用語が使われることが多いのですが、本来的には、
●鉄道模型車両を走らせられるレール主体=レイアウト
●(鉄道模型車両が走らせられなくても)レールとそれを取り巻く情景模型=ジオラマ
と言った感じで区別することもあります。
またジオラマを厳密に定義する必要がある時は、「立体小型模型による実景」というのが一番ピッタリしていると私は思っています。

 

今日はそんなジオラマに欠かせない存在/人形の話しです。

今回のこのジオラマのテーマは、私が高校生だった頃の「昭和40年代の地方都市」。
街並みは、鉄道模型メーカーからそれらしきものが発売されているので、それを組み立てれば何とか自分の世界感を実現できます。

上のジオラマの路地では、学校帰りの子ども達が遊んでいるようです。

魚屋さんでは店員さんがお客さんを呼び込んでいます。

 

ジオラマを作ってみたものの、その時代にあった「人」がいなければ、その場所はただの廃墟になってしまいます。それではあまりにも寂しい。
ということで探せば、人形も色々な「人たち」が販売されています。
勿論それぞれをよく見れば、時代考証としては合わないものもあるでしょう。でもそんな固いことは言わず、自分が納得すればOKなのが、ジオラマの良さ。

 

高さ1センチの世界。あまりに小さいため、顔の表情まで描かれてはいません。
でも、このシーンを見て、思わず「おめでとう」という気分になりませんか。
その感情を共有できればそれで良し。
ジオラマの世界はそういうものだと私は楽しんでいます。
先の小学生のグループ。一列に並んでいれば登校もしくは下校。でもこんな感じで、不規則に並べれば遊んでいるように見えます。そんなことを考えながら“震える”指先に注意しながら人形をそれぞれの場所に糊付けしています。

 

(今回のおまけ)

このような「撮り鉄」さんもいます。それを撮っている私は「撮り鉄?」。

 

自分の「好き」や「楽しい」を発見するキッカケづくりをClubJiVEコラムでは発信しています。
この機会にぜひご覧ください。

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曽我 浩幸

サークル名

脱力模型鉄道倶楽部

サークル⻑名

稲見 眞一

URL

稲見眞一 ブログ「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
山田司 Instagram

活動概要

大人の趣味として静かな人気のある「鉄道模型」。鉄道模型には、好きな車輛の模型を眺めて幸せな人もいれば、自分の好きな鉄道風景をジオラマで形にすることが楽しみな人もいます。この倶楽部では、鉄道模型の初心者からベテランまで、鉄道模型をどのように楽しむかも自由です。掲示板での情報交換や OFF 会(鉄道模型運転会や模型製作講座など)によって、新たな刺激と趣味を通じた楽しい交流を創出していきたいと考えています。

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